猛暑迷走、後楽園・問屋町・美観地区……

夜勤明けでまどろんでいるところに次女が汗だくで帰宅。
「 タワーとか、 LOFTとか、 いろいろ見てきたんじゃ 」
そうか。 よかったな。

さて、 晩飯は、 とミーティングに入る。
こいつはおねぇちゃんと違って食べ物に好き嫌いがないので助かる。
酒の肴が好きだ。
私が晩酌で枝豆をつついていると当たり前のように横から手を出してくる。
志望校が受かった時もお祝いに外食しようと云ったら
「 居酒屋。 笑笑がええ 」
と本気で云っていた。

と、 いう訳でビッグカメラの並びにある海鮮居酒屋にする。
昨年の秋頃出来た、 入口が透明のビニールで出来た何て云うの、 漁港の横にある食事処がコンセプトみたいな店。
一人じゃ入りづらかったので調度いいや。

テーブルに座って、 おまかせ串揚げとドリンクを発注。
小さなガスコンロもあり、 いかげそとアスパラベーコンを発注、 自分で焼くらしい。
「 焼いて食べたい 」 と次女も云っていて、 喜んでいる。
父として考えるのである。
あれやこれやと愛情を差し出すのは親として出来ないが、 こうして単身赴任先で数日過ごしたい娘に何が出来るか? せめて、 楽しい時間くらいだろうか?
いつもいる母親も3晩は横にいない。
離れて暮らしてこの秋で3年になる。 離れているからこそかえってうまくいっているとも云える。
心中複雑なまま、 注文をし時折話をしては笑いあう。
長期の海外旅行などもいいかもしれないが、 居酒屋での夕食も身の丈に合っていていいのかもしれない。
ところでこの店の有線はSASで 「 TSUNAMI 」 が流れた時 「 父ちゃん、 この曲ヤバクねぇ? 」 って心配してた。

翌、 8/8。 10時過ぎるまで起きない次女を待ちながらPCでスパイダーソリティアをする。
駄目だこんなことをしていては。 馬鹿になる。 他にもやる事は山ほどあるだろう。 知ってんだろう? わかってんだろう? オレ? と云いつつやってしまう。

さぁ、 11時前に家を出る。 いきなり倉敷美観地区もなんだ。 近所の景勝地、 岡山後楽園に行く。
途中、 出石町の路地を歩くと何軒かカフェがあるのだが、 もう本気なんだかよくわからい物件がたくさんだ。
看板がただの張り紙とか。
話はそれるが、 よくホテルとか旅館で 「 友人の家に招かれた感じッ 」 って云うとコメントとして聞こえがいいけど、 本当にいいか? 金出して時間かけて行くなら気さくな感じより、 一本締めててくれた方がありがたい。
昔ペンションに泊まってビールを頼んだら小学生くらいの男の子が重そうにジョッキを持って来た時は帰りたくなった。
3月に長女と行ったのではあるが、 今は夏だ。
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萌える緑、 せせらぎ煌めく小川の流れ、 なんて思って行ってみたが夜はライトアップをしているようでその照明機材が芝生に置いたままになっていて 「 なんじゃい、 昼はやっつけかよ 」 と云いたくなった。
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岡山シンフォニーホール前の 「 城下 」 の電停から岡山電気軌道に乗り岡山駅に向かう。
何も食べていないし、 12時前なので手っ取り早い 「 すき家 」 でパッと済ませる。

次の目的地はJR北長瀬から徒歩10分程にある 「 問屋町 ( といやちょう ) 」
カフェやブテックがあるナウな商業地区。

私は比較的土地勘がいいと思っているのですが、 前日にあえて地図でチェック。
「 北長瀬を岡山ドームの南口に降りて直進 」 と憶え、 会社の後輩に聞いていた 「 宮脇書店 」 の近所をめざす。
あった宮脇書店。 本店なので宮殿のようだ。
その付近を歩く。 しかし目的地の雰囲気がない。 時は12時ごろ。 太陽も頭の上で音を立てて輝いている。
「 どこだ、 つかない。 本当にあるのか問屋町は? 」 
聴くのも恥ずかしい。 まるで住宅街という砂漠。 もはやこれまでか……広島からの父娘、 白昼の迷子で死亡。
新聞の地方欄の片隅に4,5行の記事が脳裏をかすめる。
もはやこれまで、 と思ったらまた宮脇宮殿がそびえたっていたので 「 ちょっと涼んで行こう 」 と中へ。 
ついでに地図で確認すると、 なんだよ近所じゃねぇか。 曲がっちゃいけないところを曲がってたんだな俺ってっ奴は。

ありました問屋町。 あ、 ガイドブックで見たのとおんなじ店だ。
一回りして北長瀬駅に向かう。
問屋町は繊維問屋を中心とした問屋街だったらしいが商法の改正で個人店がこの町に参入したらしく、 今に至るらしい。 ただ、 地域全体がカフェやブテックや雑貨で構成されておらず、 新旧混在といった感じだ。
たまに行くにゃいいだろう。

北長瀬駅のホームで風を浴びていると5分程で山陽本線が来る。
最終目的の倉敷に行くのだ。

駅前からの通りを歩き美観地区に到着。
今年で3度目だ。 下手な住民より来ていそうだ。
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美観地区を一回りして次女はストーンショップでアクセサリーのおみやげを買うと云う。 バイトでお世話になっている大学生にピアスか、 ブレスレッドを買うらしい。
お前もそんな歳か。
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で、 父はこれを自分に買いました。
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入念なミーティングの結果、 晩飯は駅前の焼き肉の食放に決定。
ビルの5Fに行くと既に満席。 どうも昨日のうらじゃの打ち上げを今晩やっているようだなガキどもは。
食放だったら尚の事だ。 考えやがったなガキども。
携帯の番号を教えてビッグカメラに時間潰しだ。
娘はデジカメと携帯の写真を現像するのが初めてらしく喜んでやっている。

さて、 そんな時の呼ばれたので父娘は食放の戦場に向かう。
90分の勝負だ。
明日は私は仕事なので娘は2時ごろのバスで広島に帰ると云う。
「 それまで何しようかいね 」 …… まぁそう云う無駄な時間が大人にしてくれるんだろうな、 と頼んだ食材を残すと罰金取られるので必死に食べながらビールに飽きたので赤ワインを頼む。 
飲放もオーダーしておいて正解だ。

また来なさい。 大したもてなしはできないけどキャバクラ六本木にも着いてくると云っていたので、 おねぇちゃん達とガールズトーク愉しみなさい。
と云う話も出来るくらい大きくなったか。

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