満身創痍で最後の桜、満開に想う

8日仕事中右手を捻る。 
笑うくらい痛い。 しばらくしゃがみこんで本当に笑う。
前にも書いたが首が午後から痛み痺れるし左手も慢性的に痛い。
そしてこれでもかとばかりに右手だ。
なまじ動けるからいけないよな。
中途半端に痛いから仕事も我慢してしてしまう。
「 誰かトドメを!」

15時に職場を離れ、 山陽本線岩国行きに乗る。
ハイキングのサークルのババアか、 どこの山登って来たんだと云ってやりたいくらい本格的ななりをしている。
アウトドアコスプレ。とりあえず電車の中でうるせえし。

車窓の向こうでは青空と驚くほど桜が満開だ。 
あっという間にこれだ。桜も 「 えぇー、 こんなに 」 と驚いている事だろう。

夜勤明けでウトウトしながらも小説を読む。

連城三紀彦 造花の蜜(上) 

面白い。 ブランチでちょいと前紹介されたので読んでみたいと思っていたが、 よく云う 「 ページを早くめくりたい 」 である。

で、 その前読んでいたのが
 荻原浩  愛しの座敷わらし ( 上 ・ 下 ) 

こう云ってなんだがこの作家、 作品によってはちょっと 「 あざとい 」 
いい話ではある。 良過ぎてお尻のあたりがムズムズする。
読んでいて照れてさえしまう。
俺のように世間を斜めにしか見れないヤローには眩しい内容だ。

翌9日、 いい天気だ。
花見に行く事があらかじめ決まったいたらしく私とかみさん、 次女と3人で家を出る。
しかし次女、 この日は高校の入学式だそうだが17歳にもなってよく親と出かける。
まぁいずれは離れて行くのでいいのであるが。

サンモールの地階にあるイズミに行く。
すでに総菜売り場には女子大生か5, 6人がカートを押して選んでいる。 こいつらも花見かぁ?
しかしイズミ惣菜部門。
今日が平日と侮ったか、 昨日の生産で燃え尽きたか昼前なのに品揃えが普通だ。
お花見総菜セット、 みたいなのがないではないか!
舌打ちをしながら具だくさん弁当と揚げ物なんか選んで会計だ。
サービスの氷を袋に入れる。
ビールが温まったら嫌だからね。
まるで自分の物のように氷入れまくり。 嫌な客だ。
画像


ド平日の平和公園。
なんでこんなに人がいるんだ?
すでに桜の樹の下ではジジイとババアが宴会だ。
酒も焼酎も一升瓶。 いつまで居座る気だ。
昨日の日曜日は仕事して、 今日は花見休日にしたみたいな個人会社も盛り上がっている。
場所がなければもう桜が見れるところならどこでもいいや、 ッてな感じで犯罪のない無法地帯と化している

かくいう我々は原爆ドームを対岸に、 桜を背に元安川沿いの石段に腰をおろし弁当を広げる。
天気もいいし風も穏やかだ。
画像


来年はもう次女も付いてこないよな、 と思う。
3人での最後は花見かな、 とも思う。

目の前の川には散策する屋形船や、 宮島まで行く水上バスまで多くの大小の船が行きかっている。
いい風景だ。

平和公園をひとまわりして目的もないので本通りを歩く。
しばらくぶりだ。
店も建物も結構変わっている。
まぁもっとも私が広島に来て20数年。 それ以前にも街は変化して行った訳だ。 今に始まった訳ではない。
造り、 破壊し、 また再生する。 この繰り返しだ。
もうそこには以前何があったなんて覚えていない。 そんなもんだろう。
それでいいのだと思う。
で、 サンモールのはす向かいに博多ラーメン 「 一蘭 」 がオープンしているではないか。
今度時間を作って行かねばな。

翌10日は家族はみな仕事や学校で独りなので109シネマズにタイタニック3Dを見る事にする。
10日は1000円だ。 狙ったみたいに。 割引スナイパー。

タイタニック3D

考えたら最初の上映、 VHS、 DVD、 2回のTVと5回も見ている。
そして3D。 
すげー立派なタイタニスト ( そんな言葉ねーよ ) キャメロンも悦んでおいでだろう。
昨晩改めてDVD ( 2D ) を見た訳だが、 まぁ確かに3Dのほうが400円分広がりもあるんだろうけど、 もともと2Dで作っているから3D効果がバンバン発揮できているように感じなかった。
はじめて見る人にはいいんだろうけどね。

ちなみに100年前のこの10日、 12:00にタイタニックはイギリスの港を出港した。
100年後のこの日、 10:35から上映。 CM、 予告編があり本編が11:00くらいとしてスクリーンの中でジャックがタイタニックに乗り込んだのが11:30頃。
ある意味100年の時を超えタイムリーな体験。
まぁイベント体験みたいなもんだな。

この3DのおかげでCDショップの棚でデッドストックと化していたCDやDVDスペシャルエディションが再び脚光を浴びると思うと20世紀FOXが遠い彼方で二ヤリと笑っているのが見えるようだ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック