岡山・名古屋~行先は平塚 それより名古屋城はどこにある

OB会だ。 なんとも青臭いというか、 他人に云われると 「 よく行くもんだな 」 唾の一つでも引っかけたくなる浮かれた言葉だ。
そういう思いがあったから行くのに時間もお金もかかるし、 行ってみて 「 きゃーセンパーイ 」 なんて50前のおっさんとおばちゃんが騒ぐのを想像するだけで胸に陳腐なざわめきが巻き起こる。

マァこう書くと心が蝕まれた荒地のような人間のようだ。
リアル 「 仁義の墓場 」 だ。

顧問をされている先生が定年退職だそうでそのお祝いもかねて、 開催を知らせる往復ハガキがきたのは先月末の事だ。
「 何ィ16んち? 出れるわけねぇだろ 」 と思って出勤シフトを見ると16日は休みだ。
日帰りなら行けそうだ。
自分の毒ずく心に云い訳が出来る。 「 先生も定年だし、 行ってみようかなぁ。 他の理由じゃ行かないけどね。毎年誘われてるのにこのままだといずれ呼ばれなくなる。 ただでさえ友人にないのに、 繋ぐ線が切れたらこりゃ一大事だ!」

という訳でどの交通機関が一番安いかチェック。
OB会の開始は17時からだ。
これがもうチョイ遅かったら行ってビール2本と付け出し食ってもう座を後にしなくてはいけないし、 行かないほうがいいかもしれない。
まず帰りを調べる。
会場に長く滞在することを考えると、 やっぱ平塚から東海道本線に乗って小田原20:06のこだまに乗りひかりのぞみを乗り継いで帰れば岡山に着く。
夜中の終電トラベルミステリーだ。

さて、 行きは夜行バスで横浜案もあったが6時着で早朝過ぎる。 安いにゃ安いがな。

2,3候補があったが岡山を6:40に出る名古屋行きの高速バスを予約する。
土曜日で人気のある便みたいで満席寸前だった。 危機一髪だ。
何とか安く! と貧しい信念を心に誓って仕事中に抜け出してチケットショップで乗車券を買う。
準備万端だ。

翌16日。 晴天。
岡山駅できび団子とむらすずめの岡山2大お土産を買う。
遠くから行くからこそ手ぶらじゃ行けねェし。
レジのババァがノロノロ会計するから出発5分前をきってしまったじゃないか! くそババァ。

名古屋行きの高速バスは3列の横並びシート。 席間が空いているので気を使う必要がない。
5時間の長旅なのでくつろぎセットも充実だ。

途中サービスエリアに2回停まり15分弱の休憩をする。
西日本のお土産は全部あるんじゃないかってくらい広い範囲から揃えられていてもう節操なしさこの上なし。
いやぁしかし観光旅行いるなぁ。 平和だ日本!

「 強奪 箱根駅伝 」 を読んでいたのはいいが気がつけば瞼がスーっと下がってきたりして、 いい塩梅でウトウトしながらなので長時間も感じず名古屋新幹線口に到着。
11時ちょい過ぎだ。
きしめんは食ったことあるからな、 今度は味噌煮込みうどんか? るるぶとか持ってねぇしな、 まぁ名古屋城行く途中探すとするか。

しかし名古屋、 でかいな。 人もこれでもかってくらい多い。
岡山が全市町村ひと塊りになって飛び掛かっても、 小指ではじかれそうだ。 しかもすぐになかった事にされそう。

もはや50前のおっさんは 「 おー、 すげーでけー 」 を声を出して連発しながら煌めく金の鯱鉾 「 名古屋城 」 を目指す。
駅前の地図を見る。
なんだよ結構あるな。 ま、 いいや。 歩いて何かを探す事出会う事が初めての街の愉しみ。

フムフムこう行ってこう行ってあっちか? 本当か?

そう思って大通りを行くわけだが、 普通 「 ←名古屋城 」 とかないんか?
聞くの恥ずかしいから急ぎ足で半分迷子状態で、 やっと見つける 「 ↑名古屋城 」 

尾張名古屋は城で持つ、 んじゃねーのか? もうちょいと一元さんにもわかりやすく行き方を教えてほしいもんだ。通りの角に 「 直進あと500m 」 の道標とか。
それとも名古屋、 城くらいは簡単に行けるでしょう? なんて天狗になってんじゃねーのか?
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あ、 あた。 遠くに見えます名古屋城。
いやー結構歩いちゃったよ。
陽光を受けてきらりと眩い鯱鉾が 「 いらっしゃい 」 と出迎えてくれているようだ。

500円の拝観料を払って入館。
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桜のつぼみもまだ小さい。 しかも本丸をリニューアル中。 またかよ。 どうも俺が城を見に行くとこんなの多いな。

正直場内はあまり興味がないので、 ささと登って降りて帰る事にする。

地下鉄にするかバスにするか、 待ってるの面倒くさいから歩いていこう。
金券ショップがあれば更にラッキーだし。

結局駅に着くまで食事処もなく、 駅周辺をうろうろ。
地下街の食堂でナゴヤソウルフード 「 味噌煮込みうどん 」 を注文。
こう云っちゃー失礼だけど、 あんまり感動なし。
香川でセルフうどん食った時の方が衝撃あった。
ま、 比べるんじゃねーよとお叱りを受けそうだけどな。

後半に続く。

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