罰当たり修羅父母娘、棘の道は果ては本日のおすすめ、刺身5点盛と……

簡単な前回のあらすじ

調子悪いと云って仕事を早引きして帰って来た長女だったが、 血液検査の結果は如何に?

である。
近所の総合病院を紹介されて広電に乗って行く。
症状のせいかいつも黒目がちなのに白目の部分が多いしちょいと出ているし、 ただでさえでかい顔なのに更にデカイ。
はち切れんばかりのパンパンだ。

担当医から血液検査について説明されるが、 こっちはド素人だ。 何云われてもまっ、 たく分からないのだが、 うちのガキはちょいと看護に携わっているもんだから 「 血液のこの値が高いよね 」 なんてドクターが云うもんなら
「 やっぱはぁそうですか、 んんーははーん 」 みたいなさも 「 知ってます勉強してますし 」 な、 前のめりに聴くうなづきリアクション。 
本当にこのガキは食卓も拭いた事ないくせに、 その雑巾を絞った事もないくせに、 こんな時ばっか 「 失礼出番です、 医療関係ですから 」 な澄ました顔。
他所んち娘だったら隠れたところでみぞおちに拳炸裂だな。

で、 そこまで弱ってもないのに車椅子に乗せられ7Fの入院する部屋に連行。
「 え、 いきなり入院? 」 と父娘唖然。
どっちにしろ私はいったん家に帰るのでいるものをリストアップ。 
となりにあるスーパーの2階には100均もあるし、 帰りに棄てて帰ればいいんだから細かい物はそこで買えばいいじゃん。

しかし、 こんな日帰り温泉に入り浸るような雑な考えではあるが、 一応血液の病気で入院だ。
「 白血病の疑いも考えなくては 」 なんて深刻なドクターの横顔も憶えている。
心のどこかはドシンと重いのも事実。
そういえば、 月に2回しか逢えないけど、 仕事や学校が忙しいのか、 逢うたびに細くなった。
小さくなった。

水とポカリとラスクみたいなやつを隣のスーパーで買って来て枕元に置き一旦家に戻る。

次女とかみさんとまた病院に行く。
いわいるお泊まりセットを鞄につめて。
この時点では病名ははっきりしていなかったが、 ウイルスによる肝機能障害らしい。
疲労と不規則な生活でなったんだろう。
この年まで人並みに頑張った事ないから、 自分なりに頑張ると健康を害してるのである。
無理はつきものだ、 多分これからも。 加減しながら頑張んなさい。

広島は、 西日本はこの頃まだ連続の最高気温更新中でとうに日が落ちた20時過ぎでも風がなければ暑さは素肌にまとわりつく。
父と母と18歳の次女、気温が落ちないホームで広電を待ちながら 「 で、 何食べる? 」 
「 刺身~ 」 と次女は呑気だ。
この前行った五日市のチェーンの居酒屋に行く。
あー、 長女がもしかしたら生死の境目だと云うのに。
神よ、 この罰当たりな家族を許したまえ……まぁその10日後ピンピンで退院したんで、 黙っていよう。
特に奴は生もの食べらんないから。

刺身5点盛と貝3種盛、食べてましたね、下の娘。  心配してねーな。

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