遺影の人にならなくてよかった。お粗末な旅の終焉。

6時半には 「 砂湯 」 から一番近いコンビニにいた。
さて、 まだ休日なら寝ている時間だ。
明けた空も灰色の厚い雲が立ち込め雨もチラホラだ。
ヤフーで検索する。
奥津の道の駅のレストランにするか? いや開店は11時。
しかも峠を越える。 「 死 」 が予想される。
到着できても時間が余る。
美咲町の 「 食堂かめっち 」 は9時オープン。
あぁこっちにするか。

来た道を下る。
路面が濡れているし、 雨も降っている。
そういやぁ天気予報でも云ってやがったなぁ。
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「 真賀温泉 」 の河原に降りて原付を洗う。
しかしまぁ小汚い原付だ。
そりゃそうだな。 ここ1年放置しっぱなしだ。
ごめんよごめんよ、 と詫びながらタオルに川の水を含ませ原付をこすり洗う。
私は温泉で、 原付は河原で清めるとは素敵な休日の始まりである。

町並み保存地区の勝山に7時に到着。
雨も本振りだ。
こんな早い時間じゃ観光客はおろか地元の人ですら歩いていない。
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まぁいい。 この後いつ来るかわかんないしな。

R181を東に。
途中雨も上がり、 合羽を着たままだったので暑くもなってくる。

美咲→ の標識があったので従って右折。
赤とんぼが無数飛びまくる水田の中を通る道を進む。
美咲町の 「 かめっち 」 は4, 5回来た事があるのでここいらへんは憶えている。

さて、 急な目的地になった 「 かめっち 」 には8:40に到着。
すでに20人以上は集まっていて、店頭の表に○○1名と記入。
それにしても来るは来る。 大型バイクの面々。
原付は私のみ。
集団で、 さも 「 来ましたよ遠路はるばる 」 なでかい声。

さして待たされもしないでアベックの前に座り3回お替りしました。
正面のアベック、 「 このたれどう? 」 みたいな会話だ。
まったく愉しそうだな! 3回お替りして!
きっとケンカわかれた時 「 あいつ3回もお替りしやがって、 喰い意地はりやがって 」 なんて罵りネタでしょうな。

さぁ帰路だ。

天気もいい。 日本の棚田100選も12k離れにあるけど、 行けばなんかしらいいのだろうが、 なんか早く帰りたい。

道の駅 久米南でブラブラ。
さぁ本気で帰ろう。

しかし岡山市内の標識の距離が縮まって行くにつれ徐々に眠くなっていく。
走りながら何度も落ちそうになる。

やばい、 このままだったら確実に衝突死だな。
どうする。 コンビニもファミレスもこんな時に限ってない。

R53を延々と走ると旭川沿いに出るが、 ここらへんでようやく今回初めて通る道に出くわす。
そうなのだ。
深夜からこの昼日中まで約180k走った訳だがほとんど見た景色だし、 行く先にしても大方の予想はつく。
まったく新鮮味がないのだ。
「 何度来ても素晴らしいよな 」 と胸に灯っている想いはない。

トラックがビュンビュン小さな原付の横をかすめながら通り過ぎていく。
はっとすると睡魔と格闘している私。
新しくも何ともない経験の挙句、 居眠り運転死はあまりにも滑稽だしお粗末だ。
生きて帰らねば!

津高の付近は道路工事中で渋滞で、 原付は停まっている車の横をノロノロとすり抜けながら先を急ぐが、 ガである。 気が付いたら倒れてた
前のめりに倒れて左の膝を強打してしまった。 一瞬事態がのみこめない私。
どうもあんまり原付のスピードが遅かったもので居眠りをこいてしまったらしい。

よかった。 膝は痛いがこれで済んで助かったくらいだ。
ちょっとタイミングが違ったらあの世の人だ。

温泉に入ったのに埃だらけで日焼けして、 着て出かけた長袖のシャツも虫がぶつかったせいかシミが数々付いている。 よそ様が近寄りたくない人相になってしまった。

何をしていたんだ、 と問われれば何してたんスかね? と馬鹿のふりするだけだ。
浮かれた事もたまにはしてみるもんだ。
まぁ生きててなんぼですな。

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